INTERVIEWJob Focus
家具からテキスタイルまで。デザインの領域を超えていく。
- デザイナー
- 2022年入社
三井 理央



check point01
3Dから2Dへ。未知のデザインへの挑戦。
LOWYAのプロダクトデザイナーは、ソファやテーブルといった家具だけでなく、ラグやマットレス、テキスタイルなど、幅広いジャンルのデザインに携わることができます。私は入社当時、収納家具のデザインを担当していましたが、その後「着る毛布GROONY」のテキスタイルデザインに挑戦することになりました。立体デザインが専門だった私にとって、平面のデザインは未知の世界。戸惑いもありましたが、やってみるとこれが奥深く、色のパターンだけで50種類以上も試作するほど熱中してしまいました。試行錯誤の連続でしたが、この経験を通してデザインの幅を大きく広げることができたと感じています。

check point02
お客様のリアクションが、モチベーションに。
初めて自分で企画・デザインした「ランドリールーム収納」があります。この商品が雑誌に掲載されたり、お客様から「使いやすい」という多くの反響をいただいた時は、本当に嬉しかったです。開発においてこだわったのは、見た目だけでなく、お客様の生活動線やライフスタイルを改善する視点です。お風呂上がりに濡れた体で扉に触れなくてもタオルがサッと取り出せるデザインにしたことが、「お客様の体験をデザインしたプロダクト」として高く評価されました。お客様目線で使い勝手や体験をデザインすることの大切さを実感した経験です。

check point03
素材選びもデザインする。
最近は、ソファのデザインにおいて、表面の生地や内部のウレタン、バネ、中綿といった素材選びにも深く関わっています。 単に見た目の美しさや形状の面白さを追求するだけでなく、お客様が実際にソファに触れた時、座った時の感触、そして長く使い続ける中で感じる心地よさ、そういったものまでをデザインだと考えているからです。
素材を通して、お客様の生活にどのように貢献できるのか。快適性、耐久性、安全性、そして環境への配慮。様々な視点から素材を吟味し、最適なものを選び抜く。それは、デザイナーとしての責任であり、喜びでもあります。これからも現状に満足することなく、お客様の期待を超える、より本質的なデザインを追求していきたいと考えています。