表彰制度
VEGA WAYの体現で、文化をつくる。 VEGAらしい表彰制度の在り方。


Over View概 要
VEGAには、高い成果を上げた人材を表彰する仕組みが多数ある。四半期、年間などのMVP表彰に加えて、ナイスチャレンジ賞(失敗、成功を問わずチャレンジに向け行動した社員に贈られる賞)、Myヒーロー賞(同僚からの投票により選出される賞)、AWARD(VEGA WAYを最も体現した社員に贈られる賞)など、評価観点の異なる複数の賞があることで、自らの仕事の価値をあらゆる角度から振り返ることのできる機会になっている。表彰の改革を主導した府内と、2023年度に受賞した城島の2名の対談を通じて、この機会がどのように社員の中で浸透しているかをぜひ感じ取ってもらいたい。
Member参加メンバー
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- SNS
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城島 美紗希
2020年新卒入社
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- 人事
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府内 絵理
2014年中途入社
Session 01
社員にとって、納得度が高く
目指したいと思える表彰制度を。

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府内
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VEGAの表彰制度は、実は10年ほど前から運用はされていたのですが、「表彰者を経営層が選ぶ」という形にとどまっていました。社員数が少ないときは経営者も全体が見えてたものが、300名を超える組織になると「成果の見えやすい」職種がフォーカスされやすく偏りがあるように感じていました。VEGAは多種多様な職種が関わり合って成果を生み出します。故に、とある部門ですごい成果が出たとしても、その成果に協力した横の部門の人は表彰されない、みたいなことが起こり得る。これは表彰者自身も、社員もやや納得度がなく、100%喜ばれる表彰にはなっていなかったように思い、異なる評価観点から選ばれる表彰を複数導入しました。
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城島
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そうなんですね。私が入社したときはすでに今の形の表彰に近い部分もあったので、そこに違和感を感じていませんでした。現在の表彰は、社員のなかでもすでに受賞を目指したい!という意欲を掻き立てられるものになっている気がします。今回、2つの表彰を受賞させていただきましたが、「私が表彰されたい」よりも「チームの成果を表彰されたい」という思いのほうが強かったかも。VEGAの仕事は一人では成り立たないことばかりなので。
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府内
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城島さんが言うように、VEGAの仕事は一人では成り立たないことばかりです。誰かが成果を出している背景には、必ずそこを支えているメンバーがいます。協力した他の同僚メンバーに納得感が無いと表彰制度に対する納得感が薄れ、形骸化していってしまう恐れがあるからこそ、表彰には改革が必要でした。そのため、圧倒的な成果を上げた人を表彰するMVP以外にも「Myヒーロー賞」を新設し、組織内で好影響を発揮してくれた人を、一緒に働いている同僚メンバーが投票し、一番得票数が多かった人を表彰する方式にしました。そして、最初は仕事ぶりが一番見える組織内の人だけを投票するようにしていましたが、回数を重ねていくうちに、他組織の人にも投票できるようにして「全社Myヒーロー賞」も選ぶようにアップデートをしました。
また、成果を出した人だけを表出し、スポットライトが浴びるようになると、成果が出ることだけにフォーカスし、失敗してはいけないといった意識が働き、保守的な仕事の仕方になってしまう。そうではなくて、たとえ失敗したとしても、新たなことにチャレンジし中長期的な取りくみに繋げていく文化を作っていくために「ナイスチャレンジ賞」も新たに新設しました。
Session 02
MVPとAWARDを同時受賞。
評価されたポイントは
「成果とプロセス」

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城島
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メンバーMVPとAWARDを同時受賞したときは驚きで。シンプルにとにかくがむしゃらにやらねばと思って走り続けていたので、受賞させてもらえたのは嬉しかったです。同じ部署の上司や後輩はもちろん、他部署の方や同期も席まで来て喜んでくれました。泣いて喜んでくれる後輩もいて、私にとっては忘れられない経験になりましたし、より一層頑張ろう!という気持ちになりました。
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府内
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そういうところはすごくVEGAらしいですよね。みんなで喜びあって、称えあえる。表彰というのは、表彰される人自身にも大きな影響を与えますが、応援している人、見ている人にもすごく大きな影響を与えるもの。チームのみんなにとって良い機会になっていたら嬉しいです。
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城島
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今回の表彰では、SNSのインプレッション数、フォロワー数を前年度と比べて圧倒的に伸ばせたという成果とそれを実現するためのプロセスの両方を評価してもらえたと思っています。SNSでもっとも重要なのは、投稿の量と質の担保です。この実現は個人ではなく、チームで行ったこと。実際に経営陣へのプレゼンの際も「成果を生み出すチームの方程式!」というタイトルで、運用フローを整備していった過程をプレゼンしました(笑)チームをそうしてまとめ上げて、成果を出せたことが受賞につながったのかなと思います。
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府内
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そうですね。城島さんのチームで取り組んでいるSNSの領域は、まだまだ市場で確立された運用が無かったところから、仮説検証を繰り返しながらの取組みでした。投下した投稿内容の反応を見て、企画案をブラッシュアップしていき、投資対効果を最大にしていく。アルゴリズムも頻繁に変わる中で、本当に柔軟にSNSそれぞれの構造特性を理解しながら、顧客ととことん向き合いチームとして真摯に取り組んできた結果だと思います。短期的な成果だけでなく、中長期的な観点で新たなことに挑戦し続けながら、ビジョンに近づく兆しをつくる。その過程の中で、「チームで事を成し遂げる」「まず、やってみる」のVEGA WAYを体現していたからこそ、MVPとAWARDの同時受賞になりました。
Session 03
みんなが目指したいと思い続けられる
表彰制度をつくる。

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府内
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一気通貫のビジネスモデルだからこそ、関わり合う横の組織の仕事を理解するために、ビジョン・ミッション実現に向け行動を体現する社員を表彰し、その兆しをプレゼンするAWARDでの表彰や日々の仕事の中で横部署の仕事の理解度を深めたり、その上で誰もが納得する成果創出の表出をもっとしていく必要があります。
成果創出を表出することで、MVPやAWARDの表彰者の仕事の仕方から学びとり、その道しるべを元に1人1人がより成果を出すことができるようになっていくと考えています。
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城島
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私自身、だれかの道しるべになるようにといった壮大な想いがあったわけではないですが、改めて受賞してみて今回のMVPやAWARDはチームの代表として表彰していただいた、という感覚があります。だから、受賞後に自分が成果を上げ続けられなかったら、それはチームや、関わって協力してくださったみなさんに失礼になるという気持ちもあって。表彰を通じて、よりいっそう、身が引き締まる思いがしました。
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府内
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表彰制度は、みんなを「プラスのマインド」にしていくためにあると私自身は思っていて。素晴らしい成果をあげて表彰された人も、惜しくも逃して悔しい想いをした人も、常に社員同士が切磋琢磨して、リスペクトが生まれ続ける状態になっていけば良いなと思っています。みんなが目指したいと思い続けられる表彰制度を今後も作っていきたいです。

Vision今後の展望
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城島 - 2023年のMVPとAWARDの受賞は、自分の仕事の成果や成長の振り返りにもなりましたし、チームメンバーが自分の頑張りを実感できる機会にもなりました。次もどんな方が受賞するのか楽しみですし、もちろん自分も、今年だけではなく、表彰にふさわしい仕事ができるように頑張りたいと思っています。
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府内 - 今日の対談を通じて、表彰制度は人やチームに良い影響を及ぼすものなんだ、とあらためて実感しました。今後も、社員の1人1人の熱量や想いをきちんと表彰制度を通じて、表出していけるように、今後も進化を重ねていきたいと思います。