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事業推進プロジェクト

組織と組織、経営と現場をシームレスに繋ぐ。次なるステージに向けた、事業推進の在り方。 組織と組織、経営と現場をシームレスに繋ぐ。次なるステージに向けた、事業推進の在り方。

※ 所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです

Over View

2016年に上場し、急速な成長を遂げてきたVEGA。2024年までの8年で、売上高は倍に成長。順風満帆に見えるVEGAだが、その過程にはさまざまな「成長痛」があった。急速に拡大する事業に組織が追いつかない。経営の声が現場に届かない。今までにはなかった課題を解消するべく設置されたのが、内田が率いる「事業推進部」である。内田をはじめ、各分野のプロフェッショナルで組織されたこの部門で、何がなされているのか?これまでの道のりと、今後の展望について、内田に話を聞いた。

Member

  • 事業推進
    内田 靖隆
    2016年中途入社

Story 01

内田

僕が入社したのは、2016年。VEGAはすごく、勢いのある会社、という印象でした。それもそのはず、同じ年に上場し、事業フェーズをもう一段高めるフェーズに入ったVEGAは、強く成長を志向し続ける組織でした。ただ、思いとは裏腹に、経営は強い危機感を抱いていました。今までのやり方が通用しない。それはなぜなのか? VEGAがひたすら、考え抜いたタイミングが、そこだったような気がします。
かつては「良いものを仕入れ、より安くお届けする」だけでも十分でした。そういうシンプルな商売をしていたのですが、VEGAが目指したい事業ステージになるには、「LOWYAでなくてはならない」理由が問われていました。商品はもちろん、ブランドや販売の在り方、旗艦店のUIUXなど。すべてを繋いで、お客様に価値を返していくフェーズにはいったことを自覚したのがそのタイミングだったかな、と思います。代表の浮城も強くそれを意識するようになり、新しいVEGAのステージが本当の意味で始まったのだと思います。

Story 02

内田

僕たち事業推進部は、そうした危機感から設置された、特殊部隊のような組織です。事業や縦割りになっている組織を横につなぐ役割を担っています。決して、メンバーがそういうスタンスではないのですが、組織を事業に最適化させていくと、部署ごとの目標がぶつかってしまうということがあります。例えば、ユーザーに近いチームは、とにかくお客様のために早く商品を出したい、けれど品質管理からすると、プロセスを飛ばして早さを優先することは、お客様へのリスクになる。そういうときに「両方よし」の最善策を練るのが、僕らの役目だと思います。各部門だけでは意思決定しづらい問題や課題を、プロフェッショナルとしての目線から支援していきます。具体的に最近あった事例だと「在庫管理」をどうアップデートさせるか?など、直営店だけでも旗艦店だけでも決められない、全体を横断する議題やアジェンダを持ち、プロジェクトを推進する旗振り役を担っています。

Story 03

内田

僕たちが繋いでいるのは、組織と組織の横のつながりだけではなく、経営と現場でもあると僕自身は思っています。僕らのチームは、法務・財務経理・内部監査・品質などのマネジメント経験者出身で、経営指標を見てきたメンバーばかりですが、経営陣ではない。だからこそ、経営の描いた未来と、現場のリアルを双方フラットにみることができる立場でもあります。経営の方針がうまく反映されていないところがあれば、同じ立場でプロジェクト推進を支援する。現場のリアルが経営に伝わっていなければ、僕らが手を上げて、経営陣に伝える。こういう横だけではない、縦の連携も、僕らの重要な役目なのではないかと思っています。VEGAは前向きでポジティブで、LOWYAのことを愛している人ばかりです。シームレスに縦と横をつないでいくことで、思いが一つになり、更に成長していける組織だと思います。

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