2020年新卒入社 WEBデザイナー 末崎 日菜子
WEBやグラフィックを
デザインするのではなく、
お客様の気持ちを
デザインしていく仕事
仕事内容
バナー作成、メルマガ作成&配信、効果分析、イベント関連準備など。
入社2年目にして楽天Sumicia店のデザイナーとして全てのデザインをトータルに担当している。
自分がいいと思うものと
お客様が求めているもののギャップ
大学で芸術学部にいたこともあり、入社前は自分が良いと思うものや好きなことを表現することがデザインだと思っていた部分があります。入社当初、商品バナーのデザインを任されたときに、テーブルの画像に英語で「table」と書いた方がおしゃれで魅力的に伝わると考えていました。ただそれは、全くお客様から反応してもらえなくて。上司や店長からここは「テーブル」と日本語で大きくデザインした方がお客様にとってわかりやすく、寄り添ったデザインだと指摘されたんです。当時は本当なのかな・・・と戸惑いながらも日本語でデザインをやり直したところ、英語で表記した時よりも何倍もお客様からのリアクションがあり、お客様の求めているデザインってこういうことなんだなと気づくきっかけになりました。
大切なのは
表面上のデザインではなく、
気持ちをデザインするということ
バナーやWEBなどにとどまらず、言葉や仕組みもデザインなんだと最近は考えています。例えばメルマガの内容。イベントでの10%OFFを件名でアピールしてもなかなか開封率が上がらない。なぜなのか調査したり、他部署の人に相談したところ、こちらが訴求したいことではなく、お客様に親近感を持ってもらえる内容にすると読んでもらえるというアドバイスをもらいました。そこで、毎週土曜日に雑誌感覚で読んでもらえる「週間〇〇」のような雑誌形式にして、季節に寄り添ったコメントやメルマガの中の人として私のイラストとコメントなどを載せて親近感を演出しました。10%OFFなどのイベント情報は最後にちょこっと書く。内容をデザインする、順番をデザインする、伝え方をデザインする、言葉をデザインする。ひとつひとつをお客様の気持ちになって考え、どうすれば読んでもらえるのか。お客様と一緒にショッピングをしている感覚で、気持ちをデザインする。それがデザイナーの仕事なんだと思います。
気持ちを動かすための
HOWを広げていく
現在の楽天sumicia店で学んだことを生かしてより幅広く多様な方法で、より多くの人の気持ちを動かすデザインをしていきたいです。動画やyoutube、SNSのストーリーなどLOWYA全体の認知度やブランド力向上に貢献するデザインに関わっていく。そんな未来を描いています。
profile
芸術系の大学では、イラスト、写真、映像、Web、グラフィックなど幅広いデザインを学ぶ。イベントのプロジェクションマッピングの企画・制作や、ハンドメイドアクセサリーのブランディング等を通して、「多くの人に発信すること・喜んでもらうこと」を学ぶ。その経験を生かすべく、ベガに入社。
将来の夢/年をとっても夢(やりたいこと)を持ち続けること